カイロ

2009年10月27日 (火)

カイロ化する私

Hibinoawa_3

しらずしらずのうちに何パーセントかはカイロ化してきた自分がいる。

まずはナイルの洗礼の下痢が第一歩であることは間違いないがその後もカイロ化は進行している。

1.コシャリにはまりだした。

コシャリとは、エジプト人が好んで食べる軽食である。こっち来て初めて知ったのだが、米、マカロニ数種類、レンズ豆、玉ねぎの揚げたの、にトマトソースをかけてごたまぜにして食すというもの。好みでお酢や辛いソースをかけて食べる。

最初は、米とパスタを混ぜるなんて信じられんな!そばとウドンを混ぜて茹でたような強烈な違和感が・・・実際レンズ豆がモソモソしておいしくない。。。。と思っていたのがウソのように、最近じゃ昼飯どきになると

「Fさん!きょうコシャりますか?」なんて、勝手にコシャるという動詞を作ってコシャリ屋に直行するくらいはまってしまった。そもそも構成要素はおいしいものばかりである。あとはあのモソモソ感に慣れればはまるわけである。

それにしても激安すぎて店の経営が心配である。中盛りが50円程度でお腹いっぱい食べられる量。

2.サトウキビジュースが病みつき

カイロといえばジューススタンドのジュースが旨すぎるのだが、当初そのうちサトウキビジュースだけは敬遠していた。

なぜかというと、畑で取ってきたばかりですといった風情のサトウキビをステンレスの巨大な圧搾機にかけて出てきた緑の液体をろくに洗ってないジョッキに入れて飲むという・・・なんともギャンブル性の高い飲料だからである。

しかし、ナイル下痢を経た私はもうなにも恐れることはないのである。

最初飲んだときは夏草を飲んだかのような青くささに唸ったのであるが、それを超えるとこれが砂糖かい?というほどの爽やかな甘みが広がりまったく病みつきになってしまった。

今では一日2杯は飲みまくっている。砂糖を水に溶かしても絶対にこの味にはならない。そこが不思議である。まちのおっさんたちはこれをスカッと一気飲みして去ってゆく。老若男女に人気のようだ。

エジプトにきたらツタンカーメン見るよりなによりサトウキビジュースを飲むべきである。

3.道路横断もスイスイ

カイロにはまったくといっていいほど歩行者用信号がない。あっても機能していない。そして車は国民総暴走族である。1週間も滞在すれば、接触事故とそれにまつわる喧嘩くらいには軽く遭遇できる。

こないだ道でタクシーを拾おうと手を上げたら一台のタクシーがこちらに気づいて寄ってくれたのはいいのだが、寄せすぎて路駐の車に激しくバンパーをぶつけてミラーが吹っ飛んだ。

こんな運転手怖いので逃げた。

むかしむかし、ゲームウォッチで酔っ払いゲームというのがあった。よっぱらいのお父さんが車がびゅんびゅん走る通りを千鳥足で渡り切る、轢かれるとゲームオーバーというゲームである。

幼少時の私はこれに熱中したのであるが、カイロの日常生活はこのゲームの現実版である。ときには時速90キロ台の車の間をすり抜けて渡らなくてはならない。(誇張なし)30年前の自分に「きみは将来これのリアル版を体験することになる。」と教えてあげたい。

一ヶ月たってやっとのこと道路横断に慣れてきた。コツは車線を意識するのでなく、車の進行方向と車幅を的確に捉えたうえで、運転手の発する気、顔つき、クラクションの回数などを総合的に判断してミラーから10センチ程度の位置にすばやく身を寄せつつ反対車線、他の歩行者の動向への注意も怠らないことである。

おもえば一瞬のうちにいろんなことを考えなければならないものだ。

初心者向けには地元の人が渡るのの影になって渡るというのがあるが、自分で渡れるようになって一人前である。

ところで足をタイヤに踏まれても特に怪我はしないということをカイロで知った。。。

ところで今の私のミニ目標は今度カイロに初めて来る日本人にカイロの話をしてさんざん怖がらせることである。だれかそういう人いたら教えてください。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月20日 (火)

突撃となりのペンキ塗り

カイロではずっとホテル暮らしなんだが、

今日部屋に帰ったら、何か様子がおかしいなと思ったら

部屋の壁のペンキが塗り替えられてた。

朝までエンジだったのに今緑。

豪快だなあ。客がいない間にペンキ塗っちゃうなんて。

先週から部屋の前の廊下の塗り替えやってて、「営業しながら改装なんて

日本じゃできないなぁーエジプトやっぱアバウトだ。」なんて思っていたら、甘かった

客が滞在中の部屋のペンキ無断で塗り替えるなんざワイルドすぎるぜ!!

壁が緑になって今日はよく眠れそうです。

※ちなみに塗り替えられてたのは一面だけです。そして水滸伝の本とか私物に一切ペンキついてませんでした。グットジョブ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 8日 (木)

keitag 謹製 絵葉書

keitag 意匠家 アカツカさんデザインによる絵葉書を餞別に頂戴いたしました。いやこれは並べて見るとよりよい!いい意匠ではないか!?

誠に恐縮。であるが、やはり絵葉書は切手貼って送ってこそその役割を全うする。というわけで先日一斉送信しました。頼む、たのむからナイルに流さないでくれ!ちゃんとジパングに着いてくれ、できればおれより早く。しかし郵便の車走ってるの見たことない。。

ところでこの絵葉書は表参道スパイラルにて販売される、かもうされているか?らしい。なかなかの偉業ではないか?Keitag

もし欲しいかたいらっしゃいましたら、極秘裏にメールにて住所送信くださればファラオの仮面的切手を貼っていつ回収くるかわからないポストに投函いたしまする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 7日 (水)

路上のリアクション

Islamic_3

カイロに来て意外だったのは
観光地で外人がめちゃくちゃ多いにも関わらず、外国人に興味深々話かけてくる点だ。

道を歩けばバルコニーから「へロー」

自転車の子供が「ウェルカム」

通りがかりのおじさんが「アッサラーム」(アラビア語)
といいながら手を差し伸べがっちり握手。とか。

東洋人と見ると
「ニイハオ」と言ってくるというのも多いが、それはあんまうれしくない。

しかし、第一声が「ウェルカム」
というのは素直に気持ちがいい。
ほかの国ではあまり経験がない。
日本に帰ったら使いたい。

今日、昼飯帰りに道を歩いていると
おじさんが
「アッサラーム」と言って来て、また例によって握手。
それで、スーダンとかモーニングとか多少分かる部分もあるものの、ずーっとアラビア語で話かけてくる。
そしてスーダンのパスポートを見せてさらにとくとくと語る。
わからんわからんと言っていたらおじさんはあきれ返って行ってしまったんだけど、

スーダン人と道で会うなんてずいぶん遠くへ来たもんだねえ。

スーダン人に初めて会った話。オチはございません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 6日 (火)

日本人のためのカイロ腹痛講座

「阪神タイガースがCS進出を逃した悲しみ」を説明して理解してもらうまで3年くらいかかりそうな国、エジプトのたなべです。遠いなあ。

「たなべさんカイロいいですね。うらやましいです」
「エジプト楽しそう」
「ナイル川でバタフライですか」

なんていう私がカイロで気楽生活を送っているかのような反応がしばしば見られるが、今日は、現実はそう甘くない。ということを知って頂こう。

ちなみにナイル川でバタフライをすると住血吸虫という名前からして恐ろしい虫に感染して肝臓をやられるらしい。ほんとに恐ろしい。

本題は腹痛の話で、なぜわざわざ書くかというと、周りのエジプト滞在日本人に聞くと10人中9人は同じ症状にかかっていたので今後来る人の参考になると思ったからである。

腹痛から完治への経緯

PM8時ころ夕食。
サラダを頼んだのだが原因はたぶんそれ。

翌朝AM7時ころ
なんか、おなかがごろごろいうな。
という感触

AM9時ころ通常通り出勤
お腹が筋肉痛だなあ、運動もしてないのになんでだろう?(アホ)

AM10時
胃を雑巾絞りされたような苦痛。
さっきのは筋肉痛じゃなくて腹痛の始まりだった。
背骨を支えるのが非常につらくへたり込みたくなる。
しばらく楽になり、また雑巾絞り。

座っていられなくなりやむなく早退。

AM11時より断続的に
腹痛。下痢。
円筒状のオロシがねを腹に突っ込まれてぐーるぐるされているような感触。

深夜まで
間欠泉的痛みとの戦い30分置きの下痢。

翌朝は症状治まり元気に出勤できた。

人によっては40度の熱が2日とか、腹痛3日治らないとか個人差は大きいが、症状はほぼ全員が同じ。1ヶ月以上いる人はほぼ全員が通過する洗礼だが、一度通過するとその後は何を食べようが、何を飲もうが平気になる。

エジプト長期滞在を予定している人にとって参考になれば幸いである。ちなみに1週間くらいの旅行であれば気をつければクリアできるので安心して頂きたい。

ちなみに私の下痢歴は

中国/天津、カンボジア/シエムリアプ
インド/アーメダバード、カイロ/エジプト

各1回で計4回となりました。
(誰も聞いてない)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月 3日 (土)

遠景謹啓

Photo

東京都在住会社員Gさんからの
リクエスト
「遠景写真」

尖塔がたくさん立っている。
全体的イメージとしては砂の楼閣。
本当はメイド・オブ・砂、ではなくてコンクリートにサハラから飛んできた
砂がコーティングされて街全体同じ色に統一されている。期せずして。

そして空が青い。毎日。これはすばらしい

そんなだから、新しい建物のデザインはあんま気負いが
ないっていうか、よく言えば質実剛健で
ビルなんかコンクリ部分が少なくて窓がでかくてマドマドマドたまに梁って感じで一見コルビジェ?っていう感じもありつついきなりレンガむき出しのカーン?
っていうのもあり、なかなかにモダニスムである。

Photo_2

コンクリ打ち放しの雰囲気はインドのシャンディガール
のようなワイルド感あり。下手なだけなのか。

たこわさ食べたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月30日 (水)

かに

P1020372

かに食べたい

そういう願望が浮かんでは消える今日このごろ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年9月27日 (日)

カイロうまいもん 焼肉

Photo

夕暮れの空にもうぜんと湧き上がる白煙

「おいおい火事じゃないのかい?」

「いやいやジェシーんとこのカミさんが鍋こがしてるのさ」

「まったくバーバラときたら!」

「あれ?シシカバブでした。」

というアメリカンなんだかよくわからない会話がなされているところですが

シシカバブけむすぎ。

しかしこれは世界遺産的に遠赤効果でうまーく焼けていて

なにごとにも換えがたくウマイ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

カイロうまいもん コクテール

P1020810

そはコクテールとぞいひける飲料なりけり。当地通貨にて

1パウンドすなわち20円程度のジュスなりけり。

下はイチゴの赤、上は梨?バナナ?正体不明の液体なりけり、

なんかわかんないけど果汁果汁!

なかにりんご、バナナ、など果実も入っておりこれはカンボジアの

フルーツシェイクに匹敵する名物飲み物なんじゃないのかい。

世界遺産飲料というのがあればノミネートしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イブン トゥルーン モスク カイロ

イブントゥルーンとは

イラクから来て10世紀末にカイロを支配した人物らしい。

その人の名を冠したモスクが現存するカイロ最古のモスク、イブントゥルーンモスク。

というわけでして。10世紀後半の建築。

P1020797_2

P1020781

P1020786

一万人入れるモスクにたった一人、空気はカラリとし、さんさんと西日は照りつけ

そして静寂。ごーんごーんと自分の心臓がなるというわけです。

こうなると、ジョルジュデキリコの絵の中に入り込んだような気分であって

遠くにある塔に登ってゆくエジプト人観光客の姿も自然と

幻想的にうつる。むこうのほうで車輪を走らせている子供のような

デキリコは形而上絵画といわれているらしいけれども、

心象を抽象化して描いたと解釈するならば、モスクはまさに抽象的世界の

筆頭。とするならば、日本建築に見られる抽象化とまた異質なこの感じ、

なんとも形容しがたいが得がたい。時代が下がるとモスクもなんだか

いいたいことが具体的になって抽象みは減じるのではないかと。。

これからカイロ1000年分のモスク詣でが始まる。

Kirik_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧